■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

♪愛の終りに      1971(推定)
   作詞:島津ゆう子 作曲:クニ・河内 編曲/演奏:不詳
   ザ・ピーナッツ・カヴァー・ヒッツ〜ナオミの夢〜
   (1999.05)KICS2305収載

  

一般知名度 私的愛好度 音楽的評価 音響的美感
★★ ★★★ ★★★ ★★★★

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
布施明さんの名唱で、もう誰でも知っている朗々たるバラード名曲。
私ごときが何も解説など加える必要のない、黙って聴くだけでいい極上の歌です。
ピーナッツの歌い方はどうだとか、上手だ下手だなんてことはどうでもいいんです。
布施明さんの歌をピーナッツが歌うこと。これだけで感慨無量なものがあります。

布施明さんはピーナッツとはハナ肇さんを通じた姉弟のような関係に思うのです。
ハナさんはピーナッツの芸能界での親代りみたいなものであるということは御自宅が
お隣でもあるし、病床のハナさんを夫人と一緒に励まし続けたお話なども有名です。
ピーナッツの話題はテレビ局は極力報道を避けるように配慮されているようであり、
葉子夫人と交代して徹夜の看病をしたなべおさみさんの事はによく知られていますが
ピーナッツ(じゃなく普通の姉妹ですが)も連日、杏林病院に通っていたのです。
葉子夫人も、まだかしら、とピーナッツがポットに入れたコーヒーを持ってくるのを
待っていたそうですね。ここでは、コーヒーというキーワードが重要なんです。

ザ・ピーナッツさんは現役の時から大のコーヒー好き。一日に何杯も飲んだらしい。
付き人のイモちゃん(井本さん)も随分重かったんじゃないかしら、二人分だもの。
専用のポットがあったらしいです。ここで、布施明さんに結びつくんです。
 ♪日出ちゃん、月ちゃん、そしてイモちゃんと
  例のポットに コーヒーを持って
  又どこかで バカな話に 花を咲かせたいね
  サヨナラは言わないどこうね
  幸福あれ 君の旅に
「最後のうたを教えて」ザ・ピーナッツに捧げる歌(布施明 詩/曲/歌):非売品
この歌はNHKホールでのザ・ピーナッツさよなら公演で、たった一度だけ歌われた
布施さん自作自演の6分38秒という熱唱の最後の最後の送別の部分の歌詞です。
この「例のポット」がハナさんの病室にも運ばれたのでしょうか。
私も大好きなコーヒーを飲んでいるときに、ときたま、このことを思い出しますと、
砂糖もミルクもたんまり入れているのにホロ苦く感じられてしまいます。

---------------------------------------------2001/10/25(Thu) 投稿

<みえちさんからのレス>

昨日、久々に「愛の終りに」が聴きたくて
布施明のCDを聴いていたからインファントさんの
書き込みを見てびっくりしました。
残念ながらピーナッツの「愛の終りに」は
聴いた事がありませんが名曲だからきっと素敵に
歌っているのでしょうね〜♪

ハナ肇さんの奥様の本にもピーナッツや布施君の
エピソードが書いてありますよね〜♪
布施君のコンサートでもピーナッツの話が
出てきますよ♪(^―^) ニコリ♪
布施君の歌ってバラードなのですか???
布施君の作詞作曲でピーナッツも喜んだでしょうね〜。
泣いちゃったかな?!
イモちゃんって女性ですか???
今でもピーナッツとコーヒーを飲んでいるのかな〜♪
( ^-^)_旦 ̄

インファントの刎頸の友犬>

> イモちゃんって女性ですか???
> 今でもピーナッツとコーヒーを飲んでいるのかな〜♪
女性です。ピーナッツと同じ高校で同学年だった筈です。
そして、世界一のザ・ピーナッツ・ファンであることは間違いないでしょう。
慶事で辞職された女性の方の後を引き継いでからピーナッツが引退するまで、
ほぼ15年間ずっとピーナッツのお世話をされていました。
本当にピーナッツさんたちが大好きなんでしょうね。
芸能人ではありませんので(元ピーナッツもそうですが)氏名は伏せます。
今でもピーナッツとコーヒーを飲んでいるだろうと私は何の根拠もなくても
思っています。付け人という役目ばかりでなく、大親友なんじゃないかな?