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♪小田急ピポーの電車 楽曲制作年:1961
作詞・作曲:三木鶏郎 コーラス:ボニージャックス
一般知名度 | 私的愛好度 | 音楽的評価 | 音響的美感 |
★★★★* | ★★★★ | ★★★★★ | ★★*モノ |
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「小田急」とは「小田急電鉄株式会社」の正式な愛称です。
新宿から小田原へ至る「小田原線」が基幹線。そこから箱根登山鉄道に乗り入れて、
箱根湯元まで、都心から85分で行ってしまう特急ロマンスカーがかっこいい。
支線として「江ノ島線」、「多摩線」があり、首都圏への通勤の足としても大活躍。
沿線の発展に伴い、乗客数の爆発的増加に追いつくべく、困難な複々線化の大工事、
10両編成運行の実現など、まさに高度成長のシンボルみたいな鉄道です。
京浜急行、東京急行などもそうであろうが,大変な黒字経営じゃなかろうか?
(詳しくは知らないので、↓ここを見てね)
http://www.odakyu-group.co.jp/
歌の紹介じゃなくて企業のPRみたいになりましたが、もともとCMソングです。
ところが、これが流れていたのは、相当昔のことだったらしく、小田急を使って
通勤している知人三名に、小田急ピポーの歌って知ってるか? ときいたけど、
そんな歌あったの? 知らないなあ、という冷たい返事でした。そこで、私が、
♪速いなピポーの電車 小田急小田急 ピポピポー
特急着いた 箱根に着いた 昇るロープウェー 空を行こ
小田急小田急 ピポピポー
お船で渡ろ 湖渡ろ 伸びるハイウェイ バスで行こ
小田急小田急 ピポピポー
おだきゅ〜う おだきゅ〜う ピポピポー ピポピポー
と...全部歌ったわけではないが(笑)、口ずさんでみたけれど、なんだそりゃって。
う〜ん。私の周りはきっと恍惚の人ばかりなのだ。みんな忘れちゃったのね。(泣)
はつよさんも公称18歳だから、ご存知ないかしら。(板上、業務放送?)
今のロマンスカーも勿論かっこいいんだけど、私が絵本で見た小田急ロマンスカーは
新幹線よりも可愛くてグッドデザインだと思ったし、実際に走るのを、この眼で見た
ときは、おおっ、乗ってみたいな〜と思いました。
歌詞では、ピポーという風に表現されてますが、ぴぽろろろろ〜〜ん、という感じの
音を鳴らして通過するのが、またまた、かわいいんだな〜これが。
まだJRが国鉄だったころ、私鉄沿線に住んでいないし、縁もあまりなくて、私鉄の
感覚がどうもピンとこなかった時代。伊勢原という所の病院に知人が入院したために
お見舞いに行くので相模鉄道線から海老名という駅で乗り換えるルートを使いました。
大概こういう時は私は迷子になるので、小田急の検札の人に左側のホームですよね?
と尋ねたところ、さようでございます。ひとつ置いて次の電車が先に着きますので、
そちらが便利だと思います。小田急ご利用頂きましてありがとうございます。
なんて、ほんとうに丁寧に対応してくれたので、とても嬉しい気分になりました。
こう言ってはなんだけど、やはり民間の会社は教育訓練がいいのかなとも感じました。
ザ・ピーナッツのこのCMソングも聴いていてどこかほのぼのする企業イメージを
感じる明るく楽しい歌です。歌い方の変なクセがないから嫌みがありません。
ビックバンドにボニージャックスもついた立派なものですが、とても軽やかです。
小田急の何周年記念かなんかで、この歌を使ったCMやればいいんじゃないかな〜と
思いました。曲そのものも軽快な名曲だと思います。
(蛇足)
まだ、私、特急ロマンスカーに乗ったことがありません。とほほほ....
2002/11/30投稿
インファントさん、CMソング第一号、ありがとうございます。
私もロマンスカーという名前に憧れて、初めて(で最後でしたが)「小田急ロマンスカー」に
乗った時の感激は今も覚えています。
新宿から小田原まで、当時流行っていた「あなたに会うまでの時間」という化粧品会社の
コマーシャルを真似て、友人がお化粧直しをしながら、ブレンダ・リーの「この世の果て」
だったかを歌いながら乗っていたのを思い出します。
私はお化粧をしないので、歌だけでしたけど。ロマンスカーの中でこのコマーシャル・ソングが
流れたかどうかは記憶がさだかではありません。当時私の中で「小田急」の電車は「洒落ている」
というイメージがありましたね。
> ブレンダ・リーの「この世の果て」だったかを歌いながら
うわ〜、もう死んでもいい、と思っちゃうほどの名曲「この世の果て」が出たア〜。
「小田急ピポーの電車」から、これが引っ張られて出て来るとは!!
掲示板というのは面白いものですね〜。
箱根湯元の駅の近くに、箱根おもちゃ博物館というのがありますが、
そこに、ザ・ピーナッツのプロマイドがありました。(笑)
今年、職場で箱根に泊まったのですが、車の便が良くなってお客さんも増えたでしょ、
とホテルの人にきいたら、逆で、日帰りで帰ってしまうので減っているんだってさ。
そんなあくせくしないで、皆さんもお泊まりでゆっくり遊んでくださいね。
箱根といえば、エヴァンゲリオン...第三新東京市..(すみません、無視して:笑)
この曲はブレンダ・リーだったんですか?
はじめて知りました。
私はカーペンターズのアルバム“Now & Then”でこれを聴いて
こんな悲しくて美しい曲が他にあっただろうかと感動してしまいました。
多感な年頃でもあり、この曲で涙したこともたびたび。。。
カレン・カーペンターのボーカルも泣けたけど
ブレンダ・リーのオリジナルも聴きたい!
もしかして、あの声は好みかもしれない。
突然乱入失礼しますた〜!
小田急ロマンスカーは小さい頃絵本"のりもの図鑑"のようなので
見たことがあります。こんなのに乗ってみたいなあと
あこがれてました。
そういえば名古屋にも名鉄パノラマ特急が似たような形で
先頭車両が丸く一番前にも座席があって景色が良く見えるんですよ。
でも今は時代と共に車両も変わり今の車両が出たときは
横から見るとモスラの幼虫のような形になったなあと思いました。
電車の旅行はやっぱり食べて飲んで景色を見て、と言うのが
醍醐味だけど、新幹線とかもスピードアップでゆっくり食事ができなくなってきてますね。
やっぱりあくせくしすぎのような気がします。
"この世の果てまで"
でぶりさんと同じくわたしもカーペンターズで聴いた世代です。
“Now & Then”はよく聴きました。
これに入ってるオールディーズメドレーがきっかけで
いろいろオリジナルを集めるようになったのです。
そしてこの頃日本のレコード会社もこぞって
オールディーズのレコードをいっぱい出し始めたんですよね。
アンコール・ザ・ヒット・パレードなどなど。
「この世の果てまで」
オリジナルは1962年にヒットしました。
C&Wの女性シンガー
スキーター・ディヴィスがオリジナルです。
スチールギターというものですか?
ハワイアンで聴く音と同じだと思うのですが。。。
同じ音色のはずなのにC&Wで使われるとどうしてこうも悲しい音に聞こえる
のでしょうか。
シルヴィ・バルタンの「私を愛して」も、やはり物悲しいスチールギターの音色が
余計に泣かせてくれます。
奥村チヨもこの曲を歌ったそうですけど、まだ聴いたことありません。
ところで、
バルタンの「私を愛して」と弘田三枝子の「涙のためいき(As Usual)」って似てますよ。
オリジナルがどちらもC&Wだから?
ブレンダ・リーのレコードにもちゃんとカバーですよって書いてありました。(笑)
おまけに、ブレンダ・リー盤は日本で受けたってことまで。まあ、正直なこと。
しかし、私の世代では、これが、もう定番でした。
映画「伊豆の踊子」から、
吉永小百合を連想する人--------ブレンダ・リーでこの曲を知った。
山口百恵を連想する人----------カーペンターズでこの曲を知った。
えっ! 全然当たってない...こりゃまた失礼をば、致しやしたっと。
インファントさんすごい!「この世の果て」と「伊豆の踊り子」の年代分け。
私は吉永小百合、ブレンダ・りーのグループです。スキーター・デイヴィスは
アマクサのシローさんとだれでしょうか?
それからみなさん、「林檎の木陰でおしゃべり」にもぜひいらして下さい。
おまちしています。