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♪悲しき雨音     1963.08
RHYTHM OF THE RAIN
   作曲:J.Gummoe 作詞:あらかはひろし 編曲:宮川泰
   演奏:レオン・オールスターズ
   録音:1963.0701 イイノホール
    

一般知名度 私的愛好度 音楽的評価 音響的美感
★★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★

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オリジナルの洋楽ポップスに殆ど無知な私でも、これがカスケーズの歌だというのは
知ってました。ラジオでも盛んに流れていましたっけ。
もっとも何故だか、私、「カスケイズ」って覚えちゃってたんだけど。(笑)
レコード持ってないので記憶ですが、雷が鳴って雨がザバーって降ってくる所から
始まるんじゃなかったけ? 違う?
例のサイトへ行って確かめようと思ったんだけど、なんか上手く動かないんです。
せっかく便利なとこ見つけたのにい。なんでだろ〜。ま、いいか。

もちろん、メロデーはピーナッツのも一緒です。(当たり前だろ)
だけど、全然、趣が違います。ピーナッツのは土砂降りじゃないな〜という感じ。
しとしとぴっちゃんぐらいです。


テレビでは絵になるので、良く歌われていたのですが、レコードになるのかどうかと
いうところは毎回微妙な問題なんでありまして、それが楽しみだったり残念だったり、
だから、シングルはともかく、LPには何が入るかという興味がありました。
レコード店で買う時に、おお、入ってる〜という時の嬉しさは忘れられません。
事前の情報というのがなかなかわからない時代だったんですね。

アレンジも歌もオリジナルとは似ても似つかないので比べる気にもならないでしょう。
雨音は弦のピッチカートがポツンポツン降ってグロッケンシュピールがチンチロリン
と雨の雫が跳ねるような、まあ、定番的な配置。ギロとかも隠し味に入ってます。
こういう歌ですから、難しい歌唱は要らないし、演奏も困難とは思えません。
もう手慣れたものという感じで安心して聴いていられます。

中央にはまたまたハモンドオルガンが流れますが、色づけを与える程度にそっと
入ってきて、すっと抜けてしまうという控え目な使い方です。
これももしかすると宮川先生がやっておられるのかも知れません。
でも、この効果はとても重要で、これがなくては間抜けな音楽になるでしょうね。

歌詞は辛い思い出を雨に流したいというそりゃ〜哀しい出来事を歌っていますが、
ピーナッツが歌うと、あんまり深刻にはなりません。(笑)
むしろ、のほほんとのんびり聴いてしまう楽しさがあります。
まあ、これは、これで、いいんでないかい。

ところで、この連載犬シリーズ過去ログを離れのサイトに逐次アップしてましたが、
やっと全部上げ終わりました。
それで、入口も一発で入れるように模様替えしました。
お楽しみも少々追加したので、御用とお急ぎのある方もちらっと覗いて下さい。
コンテンツはこれから色々考えてみますがメインはこちらですよ。

あんなことをやってみると、この☆ピーナッツ・ホリデー☆の出来の良さやら、
そのご苦労が良く判ります。いやはや、面倒なものですねえ。
まあ、好きなことだからやれるのでしょうね。(他人事のように:笑)

投稿日:2003/03/10



<ラ星さんよりレス> 2003/03/10
うわあ、写真入りだ〜! (遅くまでご苦労様です!!!)
そう、カスケーズ盤の雷って、ボリューム間違えると結構ビクッとするんですよね。
(今、ビクッとしたばかり。)

>ピーナッツが歌うと、あんまり深刻にはなりません。(笑)
>むしろ、のほほんとのんびり聴いてしまう楽しさがあります。

ほんと。とってもセンチに歌ってるのに、窓の向こうに彼氏の傘が見えようものなら
「あっ! 彼だわ!」って駆けて行きそうな。



<アンカーさんよりレス> - 2003/03/10


悲しき雨音・・・

おそらく初めて自分の意思で買ったシングル盤だったような。
ポール・アンカの「ダイアナ」だったかな。ま、いいや。
もちろん再発盤です。初版の頃は保育園児です。

毎年梅雨の時期になると「雨」をテーマにした歌が
ラジオで流れてて、そんな中で心に残ったのがこれと
ジリオラ・チンクェッティの「雨」でした。
で、レコード買って聴いて、わりと自分でも歌えそうな英語だったので
覚えようと何回も聴きましたねぇ。
実は「悲しき雨音」とカップリングされていた「悲しき北風」
という曲も大好きで、こちらは♪ヒュー〜〜という風の効果音から初まる
二番煎じ?的に感じられるけど、でも好き。

インファントさん、
毎日あれこれ思考されてるのが良くわかります。
今日の一枚も楽しませていただいてますよ。
夕べはがらりと一新されてて、これからもどんどん変わっていくことでしょう。(笑)
ホームページの作業をしてると、楽しい反面毎日が反省と自己嫌悪の連続で。
でも楽しんでやることが一番です。
だから5年も続けて来られました。
これからも仲良くやっていきましょう。



悲しき雨音の想い出・ <Conchi さんよりレス>2003/03/10


・・というそれほどのものでもないのですが・・。(笑)
昔、藤沢駅近くに「神中(じんちゅう)デパート」(現・OPA)裏が神奈中バスの
修理工場だったのでそのまんま)というのがありまして、デパートというのには名ばかりで、
花屋、洋品店、中国雑貨店、ラーメン屋、果物屋・・もうメチャクチャなヘンなところが
あったのですね。
そのヘンなところの入り口の端っこに、幅3.5メートル、奥行き1.8メートルほどの
セコいレコード屋があってどういうワケか新譜でも少し安く売っていたのですね。
あの当時、シングルが¥290〜¥330くらいでしたか?
それが¥200〜¥250くらいでしたからガキにとってその価格の差は大変なものでした。
で、そこにカスケーズの「悲しき雨音」とナット・キング・コールの「L・O・V・E」だったか?
置いてあって、どちらを買おうか一晩考えて「悲しき雨音」をConchi少年は買ったのでした。
オワリ。

タイムリーに梅雨時、あの電蓄から出た音は今でも鮮明に覚えています・・。
バリン!バリン!ゴロ!ゴロ!ザーザー・・
あ、そうだ、カスケーズというのもDoo-Wop!のグループだったのですね。
(カスケーズ=キャスケイズ、カスタード・プリン=キャスタァード・プリン=これは
名古屋地域の発音か?笑)あとフォア・シーズンズなんかもそうだったようです。
ピーナッツの「悲しき雨音」・・テレビでしか聴いたことがなかったです・・、
ベンキョー不足ですんません・・。



<アンカーさんよりレス>2003/03/10


Conchiさん、

>キャスタァード・プリン=これは名古屋地域の発音か?

正確には「カステャァード」と発音してくださいませ。(爆)



Re: 悲しきャァーConchi さんよりレス>2003/03/10


>アンカーさん
カ、カ、カステャ・・うん?・・テャアー・・テャァード・・
エビフリャァーの要領ですね?どえりゃぁ、大変ぞなもし!
南利明もっと研究しておけばよかったきゃぁも!(大爆!)



<でぶりさんよりレス>2003/03/11


アンカーさん
>毎年梅雨の時期になると「雨」をテーマにした歌が
>ラジオで流れてて、そんな中で心に残ったのがこれと

そういえば昔FMで日曜日夕方、石田豊アナウンサーの番組がありました。
“真珠貝の歌”がオープニングで流れる番組でした。
私にとっては、超重要なエアチェック番組で、このオープニングが流れると、
録音のタイミングをドキドキしながら待っていたものです。



悲しきャァー 雨ァ音?ラ星 さんよりレス>2003/03/11


♪ヒュー〜〜の「悲しき北風」、
覚えやすそうないいメロディですね! あっけないけど・・・。
このシリーズで「ざっぷ〜ん(波)」とか
「ゴーッ(ジェット・ストリームっぽい飛行機の音)」とか
やってほしかったですねー。

ちなみに、カスケイド Cascade は“小さな滝”という意味だとか。
広東語(?)の表記では、なんと「雨的節奏」 瀑布合唱團。すげえ!
カスケーズって、瀑布合唱團だったのねー!

↓ 更に、こーんなサイトが・・・。
http://www.oldpop.net/musics/RhythmOfTheRain-Cascades.htm
こ、これはどこの言語?! それでは再見!テレマカシ〜!



何で雨音が滝になるの?迷い猫 さんよりレス>2003/03/11


おぃ ラ星殿!どこへ誘導するんじゃ〜。
ちなみに カスカーダ(滝)素晴らしい演奏でした〜♪ かんどーっ!!
http://www.kingrecords.co.jp/classic/agematsu/agematsu_index.html
イノセンシアのCDのTOPに収録してあるよー。

>でぶりさん お初で〜す 今後共よろしく。
石田 豊さんD.J.の「リクエスト・アワー」には、私もセッセとハガキを書いては
エア・チェック(後の言葉)していました〜。>当然モノ・レコーダー時代から。
最終放送枠は、日曜日夕方5時からのNHK教育:AM放送だったと思います。
この方と、湯川れい子さん・高崎一郎さんらでポピュラー街道まっしぐら−(病気)
になってしまいました〜。 ギョッ!歳バレルやん。