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♪キッコーマンのうた (楽曲製作:1962年頃)
<野田醤油株式会社CMソング>
作詞:水木ひろし 作曲:桜井 順
一般知名度 | 私的愛好度 | 音楽的評価 | 音響的美感 |
★★★★ | ★★ | ★★★ | ★ モノ |
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コマーシャル・ソングの話題になっているので、ついでに投稿しちゃいます。
ついでというのは、あまりこのCMについて知らないからです。
ラジオで流れていたような覚えがありますが、短いバージョンだったような?
ネットで関連サイトが何かないものかと検索していたら「わんぱく同盟」という
字句に遭遇しました。テレビで使われていたのですね。
これは少年探偵団みたいな感じの番組でフジテレビ系列だったようです。
私は全く記憶にないので、ご存知の方が居られたらフォローしてください。
歌は覚えやすく、ザ・ピーナッツの持つお茶目な面が活かされて楽しいです。
ザ・ピーナッツが歌っているのはファンでなくても気がつくと思うのですが、
歌手のキャラクターが強く表面化しない感じがあるのでコマーシャルソングの
歌い手に割と向いているように思うのです。
無個性というのではないのですが、商品が引き立つとでも言うのでしょうか。
この歌の中に、♪醤油もソースもキッコーマン、という歌詞がありますが、
醤油はそうだなあと思いますけど、ソースはカゴメかブルドックだったと思う。
お醤油は昔は瓶を持っていってお店で樽から量り売りで買ってました。
庭続きが酒屋さんで祖母がそこのオバさんと茶飲み友達でした。
そのせいなのか、現金では買わないで「通帳」を持って買いにいくのです。
昔は男の子でも当たり前のように買物に行かされたものです。
そのオバさんはちゃんと学校へは行っていなかった(行けなかった)らしく、
それでも独学で新聞は読めるというのが凄いと思いました。
だけど「音で」言葉を理解している面があって、その通帳には、
らあめん(日清即席ラーメンのこと)
ブル (ブルドッグ・ソースのこと)
ソス (カゴメ・ソースのこと/こっちがウースター)
しょーゆ(これはわかりますね)
なんて書いてあって。それが判じ物みたいで、家で妹と当てっこをしてました。
醤油はキッコーマンとヒゲタというのがあったと思いますが、私はヒゲタの味は
苦手でした。値段は一緒だったのですが、子供の舌には合わない気がしてました。
酒屋なのでお酒も買いに行かされますが、こんな不味いものを親父は飲むのかと
大人の世界は判りませんでした。子供には一升瓶は大変な大きさでした。
これは歳をとってから酒もビールもウィスキーも旨いものだと判ったのですが、
体質が受け付けないので、少ししか飲めません。一口ならとても美味しいのです。
子供さんが居ない老夫婦だったので、私が買いに行くと、あがんなさいよ、と
座敷に上げられて、おまんじゅうとか御馳走になりました。
身内でも親戚でもないのですが、そんなだったから、お亡くなりになった時は
ああ、あのオバさんはもう居ないんだ、と、涙がポロポロ出ました。
お店が取り壊されて材木置き場になってしまうときも、凄く淋しい感じがして
この世にいつまでもあるということはないのだと知った最初の出来事でした。
もちろんお世辞に決まっているのですが、
「あのおばあちゃんのお孫さんだから、優しくって、いい子だねえ」
なんて、言われますと、そうか自分は優しい子にならなくてはなんて思っちゃう。
子供を育てるというのは親や学校だけじゃないのですね。
こういうご近所のおつき合いがかなり影響があるようにも思いました。
祖母も中学に上がる時など、新しい制服を着て写真なんか撮っていると、酒屋さんに
見せに行けとかいうので、恥ずかしいのを我慢して行ったりしたこともありました。
今考えるとそういうのっていいな〜としみじみ懐かしく思い出されます。
2003/07/20投稿
>>この投稿に先行した記事
コマーシャルだよ!ピーナッツ! 投稿者:ジャンケン娘
投稿日:2003/07/16
おはようございます。
さて、このサイトでの「コマーシャル」のコーナーで「味覚糖・チョコ・ハイディ」の
事について 載っていましたが、味覚・・いや、未確認と、ありましたよね。
僕は このコマーシャルを よく覚えています。
「♪キャンディーに抱きしめられた チョコレート ハイディ、ハイディ〜 チョコ・ハイディ」
と、ピーナッツさんが、歌っていました。一回 聴いたら、忘れられない素敵なメロディでした。
この 「チョコ・ハイディ」は ミルクキャンディの中にチョコが入ったのと、透明なキャンディに
チョコが入ったビター味の 二種類がひとふくろに入っていて 好きで よく食べていました。
どなたか このコマーシャルを ご記憶の方は いらっしゃいませんか?
私がよく見ていたのは、毎週金曜日の夕方4時から5時頃の間に流されていたコマーシャル。
他の曜日や時間にも流されていたのかもしれませんが、気付きませんでした。
その曜日だけ早目に学校から帰れていたようで、そのコマーシャルみたさに毎週学校から
すっ飛んで帰って来て、急いでテレビをつけたものでした。
あのコマーシャルの歌は、ジャンケン娘さんが仰るような歌詞でしたね。
そして、ピーナッツさんは、まるでシャボン玉ホリデーの中の”歌いながら踊る”という
あの場面みたいに、カッコよく踊り、そして歌っていらっしゃいました。確か、バックに
ダンサーの方達もいらしたような・・・でもシャボン玉のシャンパーズではなかったと思います。
おぼろげな記憶ですが、階段状のところで踊っていらっしゃるシーンもあったのではないでしょうか。
宝塚みたいな階段。(でもこれは、ちょっと心許ない記憶。)
とにかく、当時、コマーシャルにしては、とっても素敵なものだったと記憶しています。
シャボン玉の日じゃないのに、それっぽいのをちょっぴり楽しめるような。
そして、その当時のまだ中高生の、学校と家との往復しかないような日々の私の、小さな幸せでした。
私以外にも覚えていらっしゃる方がいらして、すごく嬉しいです。
祖父が早く亡くなったので祖母が見よう見まねで始めたのだそうだけど、
日用雑貨(石鹸とか、しゃもじとか)だけでなく、味噌・醤油や豆腐・こんにゃくなど、
更には小学校が近くにあったので学用品や駄菓子類まで売っていました。
夏になると店の隅に細長いテーブルを置いてカキ氷も出したのですが、
つい、僕ら6人家族で食べて(飲んで?)しまい、あっという間に・・・うはは。
「通帳」、懐かしいです。「通い帳」とも言ってましたね。月末、集金に歩くのですが。
キッコーマンも置いてあったはずなのですが、キッコーマンのうたは残念ながら憶えていません。
カゴメはカゴメで、♪ジュースもソースもカゴメ って歌ってましたね。
ヒゲタは、もしかして“たまり醤油”の味だったのでは?
「キッコーマンの歌」へのレス
♪醤油もソースもキッコーマンという歌はピーナッツさんだったのですか。
醤油はやっぱりキッコーマン、ソースはブルドッグかカゴメですよね。
わが広島にはオタフクソースというものがあって広島流お好み焼きには欠かせないのです。
私は子供の頃は川崎市に住んでいましたが、お醤油屋さんで樽から出てくる醤油を見るのが好きで
近所のお醤油屋さんまでよく見に行きました。
ヒゲタ醤油とかマルキン醤油なんていうのもありましたがやっぱりキッコーマンが
一番おいしかったと思います。
インファントさんは酒屋のおばさんに可愛いがられて、いいこに育ったのでしょう。
お世辞ではなく良いおばあさんの孫だから良い子だったんですよ。
でも、褒めるということはとても大切なことですよね。その子の人生まで変えてしまいますもの。
お店が取り壊されて材木置き場になったときはすごく悲しかったでしょうね。
とてもやさしいインファント少年の気持ちがよく伝わってきます。
まだ、お隣さんとのお付き合いが密な時代でしたね。
通い帳なんていう言葉も懐かしいです。同じ時期に子供時代を過ごしたのですね。
(内緒の話ですが、同い年です)
古き良き時代・・・なんていう言い方をするようになってしまったけど、良い時代に育って幸せだなぁ、
と思いますし、インファントさんの子供時代のお話とても感動しました。
インファントさん、実は私もこの曲の「現役時代」は知りません。
でも今聞くとなぜだか涙が出てきます。あまりの懐かしさにでしょう。
歌の中のお献立の内容は今はあまり普通の家庭の食卓には上らなくなったものが多いように思います。
私も通帳を持ってお使いしました。インファントさんの思い出、おばあさまもお隣のおばあちゃまも
ご近所のお付き合いがそういう時代でしたね。本当に懐かしくて、、あっまた涙がでそうになりました。
ちなみに我が家はお醤油を作るところから直接来ていましたので、大人になるまでキッコーマンの
お醤油は食べた事がなかったのです。
子供の頃、少女雑誌に「きっことまんたろう(漢字は今思い出せません)という漫画が連載されていて
(キッコーマン醤油の宣伝漫画)、それでキッコーマン醤油を知っていました。
たしか亀甲萬というおめでたい漢字が使われていたように思いますが。
ラ星さん、お久しぶり!
豆たぬきさん、私もキッ子とマン太郎覚えています。漢字はやはり思い出せませんが。
確かに亀甲萬でしたし、現在も六角形の亀甲の枠の中に萬という字がキツコーマンのマークです。
少女雑誌に連載されていたんですよねぇ。懐かしいですね。
それから全然関係ないのですが、「夢見る夢子さん」なんてありましたね。
杉浦幸雄さんの漫画だったと思いますが、いまふと思い出しました。