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♪君は我が運命   (さよならコンサートより:1975.04.05)
You Are My Destiny
  作詞/作曲:Paul Anka 編曲:宮川泰
  演奏:高橋達也と東京ユニオン
   

一般知名度 私的愛好度 音楽的評価 音響的美感
★★★★ ★★★★★ ★★★★*

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ピーナッツはポール・アンカのヒット曲のカバーをマイ・ホーム・タウンで行い、
とても初々しく愛らしく曲調にマッチした出来で、私の愛聴歌となっています。
また、シンデレラもカバーしました。これもチャーミングで大好きです。
この君は我が運命やダイアナなど、ポール・アンカは日本人にも好まれた作家で、
ニール・セダカと並んでポップス草分けの頃に大流行したものでした。
私達世代にとっての懐メロというとどうしても、こういうカバー曲が多くなります。

この歌をピーナッツは持ち歌としていたわけではありません。
さよならコンサートでのポップスメドレーだから歌っているのですが、当時の歌手は
元々がカバー曲だし、誰の歌だというような扱いは意識していないと思います。
フジTVのザ・ヒット・パレードでは毎回なるべく違う歌手に違うアレンジと楽団で
といった趣向を凝らしてました。いつも同じじゃ飽きるからです。
だからナベプロやマナセプロの出身者は色んな歌を歌えます。今でもそうでしょう。

このポップスメドレーはザ・ヒット・パレードでのピーナッツの活躍を回顧してます。
シャボン玉ホリデーの回顧も当然行われ、皆さんに別れを惜しんで頂きました。
シャボン玉は6時半からでしたから、ナイター中継の影響は受けない時間帯でしたが、
ザ・ヒット・パレードは火曜日の7時台ですから、今なら雨傘番組になる可能性が大。
しかし、あの時代は、ナイターは8時からしか放送しませんでした。
8時まではラジオで試合を聴くのです。それからテレビ放送が始まるのです。
思うに、これがなかなか良かったのではないでしょうか?

ジャンケン娘さんから膨大な量のモスラ本をお借りしていまして、やっと読み終えて、
そろそろお返し出来るのですが...この本の中で映画を飽きずに見ていられる限界は
100分だと制作者が語っていました。モスラは101分でした。
現在、ナイター中継は7時に始まるのが通例です。これはファンとしてはうれしい事。
なのではある筈なのだが、番組としては長過ぎるのかも知れません。
要は中身なのであって、筋書きのないドラマといわれる野球だけに、出来不出来は
しょうがない面もありますが、盛り上がりのない試合を2時間半も付き合えないこと
もままあります。かといって趣向を凝らしたつもりの余計なプレゼントキャンペーン
などは邪魔になったり、モー娘などの妙なゲストは球趣をそぐだけです。
真のサービスとはなにか。野球中継に限らず、原点に還るべきでしょう。

ポール・アンカやニール・セダカの時代、特に恋の片道切符などは当時の若者だけで
なくて、お袋も大好きでした。三橋美智也の哀愁列車と共通する良さがあると言って
いい歌だね〜と感心していました。そういえば近い線なのかもしれません。
ですが、ちゅうちゅう鼠じゃあるまいし、などと、親父は嫌いだと言ってましたがね。
出来れば私もお袋みたいに新しい歌の文化も理解出来るようにしたいとは思いますが。

(おまけ)
ミュージカルの「セーラー・ムーン」の美少女戦士の目もとのメイクに御注目。
なんかピーナッツのホクロみたいだと思いませんか。(笑)
(追伸)
先日の、いけちゃんと夢追い人さんのご投稿を「うちら祇園の舞妓はん」のページに
永久保存?追加いたしました。
http://homepage.mac.com/infant/home/077.html

投稿日:2003/08/30



<ジャンケン娘 さんよりレス> 2003/09/03


インファントさま。おはようございます。
「ピーナッツ」さんとは、関係ないのですが、「雪村いづみ」さんがストレスと過労で、
声が出なくなった時、この歌しか歌わず、喉の回復を待ったそうです。
(この歌、メロディが平坦で、歌いやすかったそうです)と、本で読んだことがあります。
この歌は「男性歌手」が歌うと言うイメージがありますから、可愛い「ピーナッツ」さんの
イメージと 合わない気がするんですが・・。いかがなものでしょうか?



インファント  2003/09/03


> この歌、メロディが平坦で、歌いやすかった
ポール・アンカの曲って、音域が狭いというイメージがあるんです。
(詳しくは知らないので、流行った曲に限定しての感覚ですが)
それなのに、ああ、いい歌だと思わせるのは作り方が巧みですよね。
演技力みたいな歌の演出のような表情豊かに思いを込めるというテクニックは
要ると思うのですが、素人にも歌い易く自己満足に浸れるカラオケ向きかしら。
ジャンケン娘さんが言われるようにザ・ピーナッツには不向きな歌だと思う。
伊東ゆかりにも合わないから、しいて言えば中尾ミエさんでしょうか?
どっちにしても女声歌手が歌うのであれば大御所的な貫祿が必須でしょうね。