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第11回  1960.12.31 午後9:00〜11:40 有楽町・日劇

(総合司会)石井鐘三郎 (司会)紅組・中村メイコ、白組・高橋圭三アナ

紅 組

白 組

6
荒井恵子 ♪青い月夜の散歩道

4
若山彰 ♪さいはて岬

4
宝とも子 ♪カチート

8
笈田敏夫 ♪スター・ダスト

花村菊江 ♪潮来花嫁さん

橋幸夫 ♪潮来笠

5
中原美紗緒 ♪ロマンティカ

6
高英男 ♪ロマンス

3
藤本二三代 ♪東京の空の下で

2
青木光一 ♪オーロラ鴎

3
朝丘雪路 ♪ドンパン節

5
旗照夫 ♪カリーナ

5
織井茂子 ♪母の春雷

3
三船浩 ♪サワーグラスの哀愁

松尾和子 ♪誰よりも君を愛す

平尾昌章 ♪ミヨちゃん

10
松島詩子 ♪喫茶店の片隅で

伊藤久男 ♪山のけむり

3
水谷良重 ♪イッツ・ナウ・オァ・ネバー

2
水原弘 ♪恋のカクテル

2
ザ・ピーナッツ ♪悲しき十六才

2
和田弘とマヒナスターズ ♪お百度こいさん

6
越路吹雪 ♪うちへ帰るのがこわい

4
フランク永井 ♪東京カチート

森山加代子 ♪月影のキューバ

ミッキー・カーチス ♪恋の片道切符

5
美空ひばり ♪哀愁波止場

6
春日八郎 ♪山の吊橋

8
江利チエミ ♪ソーラン節

2
森繁久彌 ♪フラメンコ・ソーラン節

4
松山恵子 ♪アンコ悲しや

守屋浩 ♪僕は泣いちっち

4
藤沢嵐子 ♪ジーラ・ジーラ

アイ・ジョージ ♪マラゲーニア

5
大津美子 ♪東京ドライブ

3
神戸一郎 ♪赤い夕陽が沈む頃

7
淡谷のり子 ♪忘れられないブルース

10
林伊佐緒 ♪山男の歌

2
有明ゆり 沢たまき_2 小割まさ江_ 高美アリサ_
♪或る恋の物語

3
ダーク・ダックス ♪すずらん

3
石井好子 ♪黒いオルフェ

6
芦野宏 ♪幸福を売る男

5
コロムビア・ローズ ♪新調深川節

5
三浦洸一 ♪流転

9
奈良光枝 ♪ばら色の雲にのせて

5
若原一郎 ♪ながれ雲

6
宮城まり子 ♪陽気な水兵さん

5
藤島桓夫 ♪月の法善寺横丁

7
ペギー葉山 ♪マンマ

3
フランキー堺 ♪悲しきインディアン

4
楠トシエ ♪駄目デス

3
三波春夫 ♪忠治流転笠

4
島倉千代子 ♪他国の雨

5
三橋美智也 ♪達者でナ

優勝:白組

【応援】
武智豊子、桜京美、清川虹子、富士洋子、岡田茉莉子、伴淳三郎、
海津文雄、林家三平、鰐淵晴子
【審査員】
秋山登(大洋ホエールズ)、唐島基智三(政治評論家)、松本幸四郎(歌舞伎俳優)、柏戸(大関)
中村汀女(俳人)、田中絹代(女優)、秋山ちえ子(社会評論家)、江上トミ(料理評論家)、視聴者代表2名
審査委員長・長沢泰治(NHK芸能局長)

【この年の紅白】
☆紅白出場が歌手の夢に
 テレビの普及も400万台を超え、紅白に出ることが全国的に認められることと
 同義になった。一ケタ回の頃はそういう番組ではなかったようだ。
☆中村メイコ・高橋圭三の司会コンビが好評
 それまでの歌手紹介程度だった司会が、積極的に番組を盛り上げる役割を担う
 ようになったのは、このコンビが面白かったからといわれている。
☆若者向けの歌手が台頭
 昨年まではヤングにターゲットを絞った歌手はザ・ピーナッツ位しか見当たらず、
 11回を迎えて、メンバーの一新を図ったように若返りが目立ってきている。

【この年の出来事】
☆店頭のレコード盤がSPから、EP&LPに
 蓄音器の時代が終焉し、いよいよHiFiの時代になった。しかし、ステレオは
 まだ一般化せず、ザ・ピーナッツのステレオ録音盤は業界最先端であった。
☆皇太子第一子(今の皇太子)誕生(2月23日)
☆即席ラーメン、インスタント・コーヒー登場
☆池田勇人内閣の所得倍増論で活況
☆東京の市外電話局番が3桁になる。
☆三池炭坑闘争
☆ソニーが世界最初のトランジスタテレビを発売する。

☆安保阻止闘争
☆チリ南部沖でマグニチュード8.3の大地震。翌日1万7000キロ離れた日本にも大きな津波被害。

☆ソ連が、犬2頭を乗せた人工衛星船第2号の打ち上げに成功する。
☆大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)が日本一になる。